第11回「【ワンランク上の自分へ】美文字講座」開催レポート

授業レポート

 日常生活の中で、文字を書く機会は思いのほか多いものです。メモや書類、誰かへのメッセージなど、私たちは毎日のように文字を書いています。年末が近づくこの時期は、年賀状の準備と共に、改めて自身の文字と向き合う機会となるかもしれません。「もっと美しい文字が書けたら」「文字に自信が持てたら」という願いを持つ方は少なくないでしょう。そんな思いに応える【ワンランク上の自分へ】美文字講座が開催されました。

講師紹介:岩本 淡螢 先生

岩本淡螢先生

 今回は講師に「旭川美文字教室 淡螢」の岩本淡螢先生をお迎えしました。岩本先生は、文部科学省後援の硬筆書写技能検定1級最高指導者として旭川市内また近郊市町村にてペン字指導を15年行っています。菅田将暉さん・小松菜奈さん主演の映画「糸」の劇中に使われている小道具の文字を担当されたことも!社員研修やサークル指導など幅広く活動中です。Instagramでは毎日美しい文字が投稿されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まずは書いてみよう

 まず、参加者には自分の名前と「青」という字を書いてもらいます。これは、講座を通じて自分の文字がどのように変わったのかを実感していただくためです。いよいよ、美文字への旅路が始まります。

まずは「青」を書いてみる。
同じ字だけれど、個性が表れる。

 岩本先生は冒頭で印象的な言葉を投げかけました。
「美文字を『書く』と決めてください。美文字は既に存在します。存在する美文字を書くのです」

 なんとなく「きれいに書きたい」という曖昧な目標では、美文字の習得は難しいとのこと。それはあたかも「くもった鏡でお化粧するようなものです」と岩本先生は続けます。すでに存在する美しい文字の「設計図」を把握し、そこに近づいていく意識を持つことが大切とのこと。自分の文字をどう改善するか?ではなく、新しいフォントを増やすような感覚で美文字を習得する意識を持つことが重要だと教わりました。

美しい文字の設計図

では、美しい文字とはどんなものなのか。美文字というゴールに向けて必要なことをレクチャーしていただきました。岩本先生からの分かりやすい説明は、私たち参加者にとって「目からうろこ」の連続!
 例えば
 「字を書くときは黒(線)ではなく、○○を見る」
 「横線は○度上げる」
など、実践的なコツを学びました。(詳細を知りたい方はぜひ淡螢先生のレクチャーを受講!)

 学んだポイントを意識して改めて「青」という字を書いてみると、多くの参加者から「ちょっとよくなってきた!」という喜びの声が上がりました。

 続いて行われたのは、参加者全員でひとつの文字を書き上げるワークです。「青」という字を一人一画ずつ書いていく中で、それぞれの画の正しい位置や、一画一画の重要性を実感することができました。

一画を責任をもって書く
運営も挑戦

 講座の後半では、じっくりと練習する時間が設けられました。参加者は岩本先生にご用意いただいたお手本をしっかりと観察し、美しい文字を目指して集中します。運営チームも一緒になって書いてみましたが、普段何も意識せずに書いている名前の字と集中して向き合う経験は初めてで大苦戦。

ぐっと集中して自分の字と向き合う
分からないことにも丁寧に解説

 岩本先生からは、 
 「新しい情報を消したがるのが人の本能です。どうしても、これまで書いてきた文字を書こうとします。字の設計図をぼんやりではなく、言葉でしっかり覚えていきましょう!」と激励いただきました。
 一朝一夕に美文字を書けるようになるわけではないですが、ワンランク上の美しい文字への道のりそのものに価値がある、そう思える講座でした。

文字も心も美しく

 最後に岩本先生を囲んで記念撮影!どことなくすっきりした表情ですね!文字を整えると心も整うのかもしれません。

 参加者からは「字の書き方の概念がひっくり返った様な衝撃」「スマホばかりでしたが これからは文字を書きます」とうれしい感想をいただくことができました。岩本先生はLINEでのレッスンも行っています。美文字を習得し、在りたい自分になってみませんか?
(↓公式LINEへのリンク)

 スコラでは、今後も地域住民の学びと交流を促進するイベントを企画していきます。
 ぜひご期待ください!